まつりの壺
ここでは祭を楽しでもらえるような「壺(ツボ)」をQ&A方式でご紹介します。
あなたはどのタイプですか?ご自分に近いタイプをぜひチェックしてくださいね。
初・川越まつり!
川越まつり、行くのは初めて!
右も左も分かりません!という方。
Q.川越まつり、どんなお祭りなの?
A.毎年10月の第3土日に行われる秋祭りで、関東三大まつりとも言われたり言われなかったり。各町内の持つ山車(だし)が市街を曳き回し、山車同士が出会ったところで競演する『曳っかわせ』が見どころのひとつ。この山車行事が2016年にユネスコ無形文化遺産に登録され一層の盛り上がりを見せています。
Q.『曳っかわせ』はどこで見られる?
A.曳き回しの中心地となる本川越駅前から、連雀町、仲町、札の辻各交差点あたりは高確率で見られます。なんと最近では各山車にGPSが搭載され、どの町の山車がどこにあるかケータイでチェックできるようになりました。ハイテクー!
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Q.山車ってどんなもの?
A.4つの車輪に囃子台が乗り、二本の綱で曳きます。調子の良いときは上から人形が繰り出します。山車の高さは人形が出ている状態で8m以上、重さ5〜6tと言われていますので恐竜で言えばトリケラトプスくらいです。大きいですね。
Q.山車の中ってどうなってるの?
A.絢爛豪華な四方幕に覆われた中はさぞかし豪華な作りになっているとご想像されるかもしれません。まぁ一言で言うと和製ロールスロイス。ソファーにシャンデリア…シャンパンでカンパーイ!なんてあるかーい。ジャングルジムのように木材が縦横に組まれ、中の人は忍者のように体を柱に巻きつけて落ちないよう踏ん張っています。横に渡った柱に腰をかけることもできますが、激しい揺れも助けて角材がお尻に食い込み正直キツいです。家康人形が上に上がっていない時など、相当な至近距離で家康さまと向かい合っていたりして気まずい。ぜひ想像してみてくださいね。
川越まつりリピーター
川越まつり、何度も来てるよ。
だいたいどんなものか分かってるよ。
でも、そろそろ違う角度で楽しみたいな、
という方。
Q.たくさんの山車が見れるところはある?お囃子もじっくり味わいたい。
A.各日、昼ごろに川越市役所前に山車が一斉に集まり、順番に囃子を披露します。また、土曜日の夜は『宵山(よいやま)』といって本川越駅前あたりから蔵造りの町並みあたりまで山車が並び、それぞれ居囃子を披露します。
また、川越祭囃子保存会主催の『祭囃子の集い』をやっています。いくつもの囃子連の上演を座ってじっくり楽しめますので、お囃子に興味がある方にはオススメです。川越祭囃子保存会HP
Q.曳っかわせを楽しむ穴場ってある?
A.とにかく盛り上がるのは日曜日の夜。ですが、メインストリートは大変な混雑です。通り沿いの(できれば交差点に近い2階以上の)お店を予約して窓から楽しむ、なんて上級者ですね。時々、大きな交差点の角の2階の美容院から頭にパーマかけてる途中の人がまつりに見入っている様など見ると、なんて達人!と思ってしまいます。
Q.いっそ参加したい!
A.ぜひ参加してください。見るのとはまた違う景色を楽しめます。あおい囃子連では仲間を募集しています。詳しくは仲間募集をごらんください。
家族で祭!
子供と、または
おじいちゃんとおばあちゃんと、
など、広い年齢層で行きます!
という方。
Q.子連れでも楽しめる場所や時間帯はある?
A.昼間、見たい山車の町内曳き回しに付いて行くがオススメです。鬼のような混雑もなく、程よく曳っかわせも楽しめます。居囃子もゆっくり楽しめるのでオススメです。
Q.お囃子や踊りの楽しみ方ってある?
A.細かいことは考えず、フィーリング!小さなお子さんなら、獅子が出てきた時に頭を噛んでもらいましょう。厄除けになります。また、あおい囃子連では子供囃子も募集しています。親子での参加も可です!
カップル・夫婦で祭!
彼女と、彼氏と、
または奥さんと、旦那さんと楽しみたい!
という方。
Q.お祭りを楽しむとっておきの場所ってある?
A.やはり蔵造りの町並みあたりでしょう。町並みに山車が重なる風景はタイムスリップしたようでとてもムードがあります。
Q.インスタ映えするスポットある?
A.そこ大事ですよね。これも蔵造りの町並みあたりで山車を撮るというのは一年にこの二日間でしかないフォトジェニックな景色です。時の鐘がフレームインなんてしたら大成功。
もし山車をバックに撮りたい!ということであれば山車の動かない、居囃子の時(市役所前の山車揃いや宵山)がオススメです。脇田の山車なら、近くにいる緑の着物の(暇そうな)人に声をかけてくだされば喜んでお撮りします。ぜひ#あおい囃子連 でタグ付けしてくださいね。拡散拡散。インスタやってないけどね!
いかがでしたか?
大した情報ではないかもしれませんが、これを読んで今までより少し川越まつりが楽しみになったり、そわそわしたり、ニヤニヤしてもらえれば幸いです。
もっともっと内容を拡充できたらななんて夢もあります。時々覗いてくださいね。
※川越まつりについて詳しい情報は川越まつり公式HPをご覧ください。大体のものは揃ってます。間違いないです。