あおい囃子連とは
蔵造りの町並みが残る小江戸(こえど)川越で毎年秋に行われる
江戸天下祭を再現した山車まつり『川越まつり』。
2016年ユネスコ無形文化遺産に登録されたことでも話題の歴史あるお祭りです。
私たちはそこに参加している囃子連(はやしれん)です。
小学3年生から70代までの総勢50人超。若い世代が活躍している元気な団体です。特に笛師は18人と多め。
早いテンポで切れがある囃子と言われているとかいないとか。
お正月囃子にはじまり、10月の川越まつりまでほぼ一年中お囃子のイベントに出演。
こういった出演はもとより、稽古、稽古後の飲み会、同流派との交流会などを様々な活動とお酒(!)を通して
人と人との交わりを深め、お囃子の技術力向上を目指しています。仲間募集中!
さて、私たちの山車の上には川越にゆかりのある徳川家康さまのお人形が乗っています。
ん?画像を見るとなんとなくお顔の輪郭がシャープだぞ... とお気づきの方。
そう、この家康さま、ちょっと若い頃のかっこいい家康さまなんです。
(このウェブサイトをくまなく見ていただくと、どこかにもう少しアップのイケメンフェイスが登場しているかもしれませんョ。)
話が逸れましたが、ご存知の通り徳川家は葵の御紋。なので私たちも『葵囃子連』と言います。
漢字ばかりで読みにくいのでこのサイトではひらがなで『あおい囃子連』と書いてみました。
どうぞよろしくお願いします。
あおい囃子連・会長よりお言葉
7代目会長・鶴岡俊明(つるさん)
『7代目会長の鶴岡俊明です。このサイトをご覧になり、少しでも我々の囃子連について知っていただけたら幸いです。』(固い)
プロフィール
囃子連に参加していた父親の影響で、生まれた時からお囃子を浴びるように育ってきたお囃子のサラブレッド。
大人になってからはお酒を浴びるように飲んでいるけど、最近はめっきり酒量が減ったとか。
2016年に会長に就任。持ち前のリーダーシップで、あおい囃子連をギュッとまとめたりググッと盛り上げたりしている。
特に後輩の指導に力を入れていて、定例稽古のほか、自宅や仕事場で個別に稽古をつけるなど、熱心な指導でお囃子のレベルアップに尽力している。
これまでの歩み
〇囃子連結成
・昭和40年後半、戦後になり川越まつりが復活。
大塚新田の「頼朝」の山車と囃子連を借りて、川越まつりに参加していた脇田町内有志から山車の上で祭り囃子をやってみたいという声があがった。
・旧サンロード商店街の鳩の湯(現 クレアパーク)に集まり、信栄堂の栗原師匠のもと笛の稽古が始まる。
・昭和49年「脇田町囃子連」が結成。
・「大塚新田囃子連」の師匠を迎えにいき、八幡神社の神楽殿で稽古を着けていただき猛練習。
・同じ流派との交流(飲み会)、合同練習等技術を磨いた。
→現在でも、王蔵流交流会は年1回開催。軽く飲んだあと、ひとっぱやし(参加団体:中台、大塚新田、小室、岸町)
・昭和52年 大塚新田の山車に大塚新田囃子連とともに川越まつりに初参加!
〇山車ができてから
・昭和57年 川越市政60周年に白木作りの山車が完成。(座布団、見送幕は鈴木ふとん店、ゴザは鶴岡畳店が作成)
それとともに「脇田町葵囃子連」に改名。
・昭和60年代 王蔵流の本家「中台囃子連」の師匠により指導を受ける。
〇平成~現在
・2007年「江戸天下祭」に参加し、東京丸の内のオフィス街を「家康の山車」で曳き回し。
・2022年 川越市生誕100周年。コロナウィルスにより3年ぶりに川越祭り開催。
・2024年 葵囃子連創立50周年式典開催。
年間活動
1月 川越八幡宮、ミドリヤ、川越マイン お正月囃子
5月 小江戸川越春まつり 子供囃子共演会
7月 百万灯夏まつり お囃子屋台曳き回し
8月 市民文化祭 祭り囃子の集い(やまぶき会館)
10月 川越まつり 子供囃子発表会
年2回 川越まつり会館
<稽古>
3〜10月 毎月第1・3・5土曜日
子供18:15~19:30
大人19:30〜20:30
※状況によって、変更あり。
飲み会:年じゅう